2021/2/24
【勝率99.99%】マーチンゲール法の期待値を計算
カジノ必勝法としてマーチンゲール法を見ることがありますが、実際に利益が出るのでしょうか?
マーチンゲール法を利用したときの期待値を計算しました。
今回は最初のベット額を1ドル、1度にベットできる最大金額を10,000ドルとして期待値を考えます。
仮にマーチンゲール法を使って負け続けた場合、ベット額はこのように増えていきます。
| 1回目 | 1ドル |
|---|---|
| 2回目 | 2ドル |
| 3回目 | 4ドル |
| 4回目 | 8ドル |
| 5回目 | 16ドル |
| 6回目 | 32ドル |
| 7回目 | 64ドル |
| 8回目 | 128ドル |
| 9回目 | 256ドル |
| 10回目 | 512ドル |
| 11回目 | 1024ドル |
| 12回目 | 2048ドル |
| 13回目 | 4096ドル |
| 14回目 | 8192ドル |
| 15回目 | 16384ドル |
15回目で1度にベットできる最大金額の10,000ドルを超えるので、最大で14回マーチンゲール法を使えます。
勝率2分の1、配当2倍のときの期待値
勝率が2分の1の勝負でマーチンゲール法を使い負けるとき、負ける確率は14回連続で負けることになるので
1/2の14乗 = 1/16384
負けるときの損失は1回目から14回目のベット額を全て足して
-1-2-4-8-16-32-64-128-256-512-1024-2048-4096-8192 = -16383ドル
負けるときの期待値は
負けるときの損失 × 負ける確率 = -16383 × 1/16384 = -16383/16384
勝つ確率は全ての確率から負ける確率を引いて
1 - 1/16384 = 16383/16384
勝つときの利益はマーチンゲール法では常に最初のベット額になるので
1ドル
勝つときの期待値は
勝つときの利益 × 勝つ確率 = 1 × 16383/16384 = 16383/16384
つまり、勝率2分の1、配当2倍の勝負をするとき、マーチンゲール法の期待値は
期待値 = 勝つときの期待値 + 負けるときの期待値
= 16383/16384 + -16383/16384
= 0
これを%にすると
( 期待値 + ベット額 ) / ベット額 × 100 = ( 0 + 1 ) / 1 × 100 = 100%
ということで期待値は100%です。
ちなみに、投資法を使わずに普通に賭けるときの期待値は
1/2 × 1 + 1/2 × -1 = 0
なので、マーチンゲール法を利用してもしなくても期待値は変わりません。
ルーレットでマーチンゲール法を使うときの期待値
ルーレットでマーチンゲール法を使うとどうでしょうか?
ルーレットでREDやBLACKなどの配当2倍エリアにベットしたとき、ルーレットにはREDが18個、BLACKが18個、GREEN(0)が1個あるので19/37がハズレです。
負ける確率はハズレが14回続くので 19/37の14乗
負けるときの損失は変わらず
-1-2-4-8-16-32-64-128-256-512-1024-2048-4096-8192 = -16383ドル
負けるときの期待値は
負けるときの損失 × 負ける確率 = -16383 × 19/37の14乗
勝つ確率は全ての確率から負ける確率を引いて1 - 19/37の14乗
勝つときの利益は最初のベット額になるので1ドル
勝つときの期待値は
勝つときの利益 × 勝つ確率 = 1 × ( 1 - 19/37の14乗 ) = 1 - 19/37の14乗
ルーレットに1ドル賭けるとき、マーチンゲール法の期待値は
期待値 = 勝つときの期待値 + 負けるときの期待値
= 1 - 19/37の14乗 + -16383 × 19/37の14乗
= 1 - 19/37の14乗( 1 + 16383 )
= 1 - 19/37の14乗 × 2の14乗
= 1 - 38/37の14乗
= 1 - 1.45260058825
= -0.45260058825
ということでマーチンゲール法1セットあたりの期待値は約-0.45ドルになります。
これを%にすると
( 期待値 + ベット額 ) / ベット額 × 100 = ( -0.45 + 1 ) / 1 × 100 = 65%
ということでマーチンゲール1セットあたりの期待値は約65%です。
マーチンゲール法1セットの平均プレイ回数は
1 × 1/2 + 2 × 1/4 + 3 × 1/8 + 4 × 1/16 + 5 × 1/32 + 6 × 1/64 + 7 × 1/128 + 8 × 1/256 + 9 × 1/512 + 10 × 1/1024 + 11 × 1/2048 + 12 × 1/4096 + 13 × 1/8192 + 14 × 1/16384 = 1.9990234375
つまり、プレイ1回あたりの期待値は
-0.45260058825 ÷ 1.9990234375 = -0.22641084629
なので約-0.23ドルです。
これを%にすると
( 期待値 + ベット額 ) / ベット額 × 100 = ( -0.23 + 1 ) / 1 × 100 = 77%
ということで1プレイあたりの期待値は約77%です。
期待値が100%以上ではカジノの利益がないので当然です。
勝つ確率は99.99%
期待値はマイナスでしたが、マーチンゲールを使用したときの勝つ確率は
1 - 19/37の14乗 = 0.99991134029
つまり、約99.99%の確率で勝利します。
マーチンゲール法を使うときは勝ち逃げが大切になります。
99.99%の勝率で勝ち続けて、損失が出る前に止めれば利益が出ます。
何回繰り返せば損失になるのか気になる方は、こちらのページでシミュレーションできます。
↓↓↓
今回は計算しませんでしたが、マーチンゲール法の他にもモンテカルロ法や2in1法などのカジノ投資法も同じような確率、期待値となります。
投資法を使う際にさらに勝つ確率を上げる方法は、基準となる1回目のベット額を低くし、負けても繰り返しベットするために資金を多く用意することです。
モンテカルロ法や2in1法などもこちらのページからシミュレーションできます。
